県教組からのお知らせ
「教育問題講演会」開催のお知らせ(ご案内)
注目チェック
学校現場での人手不足は止まるところを知らず、義務教育の持続可能性について、多くの関係者が不安を持っている時代となりました。この状況を乗り越え、学校をだれもが安心して働き続けられる職場にするためには、教職員のいのちと健康を守る実効ある学校の働き方改革をすすめることが必要であり、多くの教職員のとりくみにより、現場の声を5月にも答申をまとめる予定の中央教育審議会や国に届けるとともに、世論喚起が不可欠です。
そのために、今日の教職員多忙化の本質的な構造を明らかにし、その解決の道筋を示してもらえるよう、名古屋大学の石井拓児教授の講演会を企画いたしましたので、広く皆さんにお知らせします。入場は無料となっております。どなたでもご参加いただけますので、ふるってのご参加よろしくお願いいたします。
期日 2024年2月17日(土) 14:00~16:00(13:30より受付開始)
場所 長崎原爆資料館ホール
(長崎市平野町7番8号 TEL095-844-1231 FAX095-865-8928)
内容 教育問題講演会
講演 学校が壊れる -何が教職員を追いつめているのか、その本質-
講師 石井拓児(名古屋大学教授)
参加費 無料
資料 講演会チラシ
問い合わせ:教育問題講演会実行委員会 事務局 上原貴之 電話095-822-5195
⇩チラシのダウンロードはこちらから⇩
【講師紹介】
(名古屋大学ホームページより)
教授:石井 拓児 ISHII, Takuji (名古屋大学大学院) 博士(教育学)
専門は、教育行政学。主な研究テーマは、戦後日本における教育行政・教育経営理論の学説史的研究で、主に旧教育基本法第10条をめぐる学説と法解釈の変遷を検討しています。また、戦後日本の教育実践のなかに誕生した、「学校づくり」概念の独特な意味と構造に着目し、その教育価値の探求を行っています。
近年は、子どもの貧困問題を念頭に、日本における子育て・教育に対する社会保障制度の未整備、そのもとでの圧倒的な私費負担の問題をとらえ、諸外国との制度比較を通じて教育行財政制度の分析を深め、新しい福祉国家型の教育財政制度をどのように構想し、具体化していくのかを追究しています。
専門は、教育行政学。主な研究テーマは、戦後日本における教育行政・教育経営理論の学説史的研究で、主に旧教育基本法第10条をめぐる学説と法解釈の変遷を検討しています。また、戦後日本の教育実践のなかに誕生した、「学校づくり」概念の独特な意味と構造に着目し、その教育価値の探求を行っています。
近年は、子どもの貧困問題を念頭に、日本における子育て・教育に対する社会保障制度の未整備、そのもとでの圧倒的な私費負担の問題をとらえ、諸外国との制度比較を通じて教育行財政制度の分析を深め、新しい福祉国家型の教育財政制度をどのように構想し、具体化していくのかを追究しています。
著書・共編著
『学校づくりの概念・思想・戦略ー教育における直接責任性原理の探究ー』春風社、2021年12月(Amazonリンク)
共著『高校生・若者たちと考える過労死・過労自殺ー多様な生き方を認める社会をー』学習の友社、2021年7月
共編著『教職員の多忙化と教育行政ー問題の構造と働き方改革に向けた展望ー』福村出版、2020年10月
共編著『学校の安全と事故防止』ミネルヴァ書房、2015年3月
共編著『新自由主義大学改革—国際機関と各国の動向—』東信堂、2014年2月
共著『高校生・若者たちと考える過労死・過労自殺ー多様な生き方を認める社会をー』学習の友社、2021年7月
共編著『教職員の多忙化と教育行政ー問題の構造と働き方改革に向けた展望ー』福村出版、2020年10月
共編著『学校の安全と事故防止』ミネルヴァ書房、2015年3月
共編著『新自由主義大学改革—国際機関と各国の動向—』東信堂、2014年2月